今日はなんだか無性に甘いものが食べたくなって、帰り道にアイスクリームを買って帰った。コンビニの冷凍ケースの前でしばらく迷ったけれど、結局選んだのは王道のバニラ。シンプルだけど、子どもの頃からずっと好きな味だ。家に着くやいなやスプーンを手に取り、ふたを開けた瞬間、ひんやりとした甘い香りがふわっと漂ってきて、自然と笑顔がこぼれた。

口に入れると、なめらかな舌触りと優しい甘さが一気に広がる。冷たさが身体にしみる感覚が心地よくて、1日の疲れがふっと消えていくようだった。アイスクリームって、ただのデザートじゃない。心を癒してくれる、小さな魔法のような存在だと思う。

季節は初夏。外の風が少しずつ暖かくなってくるこの時期に食べるアイスは、格別のご褒美だ。明日はチョコかストロベリーにしてみようかな。何味を選んでも、きっとまた幸せになれる気がする。